束の沈下を修正し、根太を微調整し水平を出しました。この上に合板を貼り、クッションフロアで仕上げです。
７ｃｍも沈下していた床は見事に修正できました。台所の中央に転がるような床でしたが、これで普通に生活できます。
本来であれば、床下を転圧し、コンクリートを敷設し、今後も沈下がおきないようにするべきです。予算との兼ね合いにより今回のような処置にさせていただきました。

地域柄、古い農家の住宅が多く、床下の高さがかせげていないこと、古くは田畑の上に住宅を建築し、床下から湿気の影響をまともに受けている住宅が多いのです。家全体が沈下している、1階の床が傾いているという住宅に多く出会います。
今回の施工例のように、簡易ではありますが、部屋ごとに床の水平を修正することは可能です。同時に白蟻駆除の工事をしたり、無垢の床材に貼り直したりすることも可能です。
家を長持ちさせることはもちろん、健康に被害が及ぶ前に傾いている床を修繕することをお勧めします。

床の修繕、リフォームは、MADOショップ中之島店まで、お気軽にご相談ください。