SI様外壁貼替工事の進捗2回目です。

今回SI様の現在の外壁は、ラスモルタル仕上げの外壁となります。この仕上げの外壁の場合は、透湿防水シートをこの上に貼り、通気層を取り、新しい外壁を貼る施工となります。
まずは新しい窓への取替箇所が3箇所ありますので、窓が取り外せるよう、窓を固定しているフィンガ見えるようにサンダーで外壁を切っていきます。
想像はしていましたが、やはり下地の合板が雨水等の浸入でグサグサに腐食しているのが確認できました。モルタルによる湿式の仕上げですから、そもそも新築の時から、水分を多く外壁に取り込んでいる、また通気層もないので、長年の風雨、雪、紫外線等の影響で表面の塗装の劣化から進み、窓周りや他の隙間から雨水が入り、なかなか抜けきらず、腐食がじわりじわりと進んでいったのではないでしょうか？地震や風の影響でしょうか、防水のアスファルトフェルト紙、テープも窓周りで切れていたりしていました。
この手の外壁仕上げ、窯業系の外壁のお宅もそうですが、早ければ７～８年おきに塗装をかけた方が良いかもしれません。もちろん、その地域の風向きや雨や雪の吹き付ける方向、軒の出や庇の有るなし等々・・・色々あるかと思いますが。メンテナンスは早ければ早いほど良いと思います。
昨今雪国、特に新潟県においてはあまりこの手の外壁仕上げ材は見なくはなりましたが・・・
ちなみに私個人としては、ガルバリウム金属外壁、新潟県産の杉板、カナダ産のウエスタンレッドシダー等の木製外壁をお勧めしています。木だから腐るのでは？？と思っている方、その不安を払拭してさしあげます。

さて、窓を取り替えるにあたり、新しい窓のフィンを取り付ける箇所は、構造用合板で窓周りを補修しました。
次回窓の交換を報告したいと思います。

外壁貼替、窓の取替は、MADOショップ中之島店まで、お気軽にご相談ください。