前回から外壁工事が始まりました。
外壁を剥がして、古い防水透湿シートと、湿気などで黒くなってカビの生えている50mm厚の袋入りグラスウールを撤去します。(カビの生えていない古いグラスウールは、袋に少し穴を空けて再利用します・・・ゴミを出さない環境を考えてのこと)。
まずは壁と根太の取り合いに気流止めという袋入りのグラスウールを丸めて押し込みました。これで完璧ではありませんが、床下からの空気の浸入は多少なりとも防げるはず。その気流止めと、ネオマフォーム40mm又は60mmを組み合わせて壁の中に充填していきます。柱とネオマフォームの間は気密テープを貼り合わせます。
今回は室外からの断熱工事となります。どのような断熱材が適しているのか、どのような施工法が良いのか、雨、雪の中での悪い環境の中での作業でしたので、施工性も問われました。このように外壁からの断熱工事の場合、ある程度気密性を犠牲にして、断熱性を上げてみましたが、今後、室温や快適性などお施主様からのインタビューや、データーを取りながら検証していきたいと思います。
いずれにしましても、今までよりは壁の断熱性能は向上したはず!と思います。
次回も断熱工事、外壁工事を報告します。