木の無垢床材を張るだけでも足の冷たさは和らぎます。
ニュース 2018年12月15日冷たい床材、暖かい床材・・・
床材についてのお話・・・
特に床材にこだわりがなく、木目で色合いがそこそこ統一されていれば良いということで、日本で一番色合いの選択肢が広く、一番多く利用されているのが、写真のようなフローリングではないでしょうか??
合板の基材で表面仕上げに木目調の印刷がされたもの、コンマ何ミリの突板が貼ってあるものが多いのです。
意外ですが、最近弊社にリフォームの依頼が寄せられる中で、床が冷たいからどうにかしてほしい・・・という依頼も多いのです。
確かに床下に断熱材がなく、ほぼ直に外気と触れている床、敷居との間に隙間があり、隙間風がヒューヒューと入っている物件もありますが、ふつうは写真のようなカラーフローリングが敷いてあるお宅が多く、そしてこの床が冷たいとおっしゃるわけです。
そこで冷たい床が嫌ッ!と依頼される方には、無垢材の特に柔らかい樹種の床材を提案させていただいております。
お部屋の色、節の好み、床材の色具合、傷のつきやすさ等々ありますが、
北欧パインの無垢床材、地元越後杉の無垢床材をお勧めしております。
これらは木の表面に気泡が多く開いており、空気を含みます。
柔らかい肌触りから、冷っとする冷たさを足の裏から受けることは、相当少なくなります。
傷が付きにくいものが良いという方には、ナラ、クリ、ヨーロッパ読みではオーク、ウォールナットなどになります。上述した木よりは硬いので、冷たさを多少感じるかもしれませんが、カラーフローリングに比べれば雲泥の差でしょう。
室内の模様替え、建具を入れ替えたい、床が傷んできたので貼り換えたいetc・・・
そのような時には、無垢の床材を一つ選択肢に入れてみてください。
無垢の木の暖かさ、夏のサラッとした感触を味わうことができます。
経年変化で飴色になるのを楽しんだり、傷をサンドペーパーで削ってみたり、オイルを塗り込んでみたり、メンテナンスができることもメリットといえるでしょう。
尚、湿気、乾燥で木の伸縮、反り、節が抜けたり、細かいひび割れが発生したり等々がありますので、予めご容赦ください。
それを理解したうえでご使用ください。もちろん前もってご説明します。
木の専門家もおりますので、無垢の床材のこと、メンテナンス方法、傷の直し方などアドバイスしますので、遠慮なくお問い合わせください。