O様邸第5回目の報告です。
外壁、断熱工事へ入る前におさらいです。築30年近いO様邸です、当時この地域では有名なハウスメーカーが分譲、建売されていた物件です。長く住まわれていたO様邸では、下屋根の雨漏りがあった他はほとんど不具合はなかったようです。
写真①、外壁を剥がして、下地の状態を確認しました。写真の通り、1階の下屋根と外壁の取り合いのところから、雨水が入っている箇所を確認できます。通気胴縁が腐食しなくなっています。ただ幸い透湿防水シートが壁の中への浸入を防いでいます。
写真②、掃き出しのテラス戸の下端の写真です。外壁の目地のコーキングが切れており、そこから雨水が浸入し、貫材木部を腐食させています。幸い貫材だけで、土台までは腐食しておらず、軽微な交換で済みました。
このようにO様邸では、外壁の張替に伴い、窓の入替、断熱材の入替も行います。外壁(そとかべ)の詳細の調査も行い、交換が必要な箇所、補強が必要な個所など安心安全、快適に暮らせるリフォームを行うことができるのです。
次回は外壁、断熱工事②を報告します。